神戸行きの電車に揺られていると、大きなランドセルを背負った小さな女の子が小走りで乗り込んできた。 彼女は座るのももどかしいという風に、手にした本の読みかけのページを開くやいなや、あっと言う間にその本の世界へと引き込まれて[…]
神戸行きの電車に揺られていると、大きなランドセルを背負った小さな女の子が小走りで乗り込んできた。 彼女は座るのももどかしいという風に、手にした本の読みかけのページを開くやいなや、あっと言う間にその本の世界へと引き込まれて[…]
エタ・ジェームスが亡くなった。 何回となく聞いた彼女の歌声が、いつもより切なく聞こえるのは気のせいだろうか。 『I’d Rather Go Blind』 何かが告げたの 終わりだと あなたと彼女が話してる姿に[…]
ある寒い日の昼下がり。 バスに乗り込むと、前方の席にスニーカーを履いた元気一杯のおばさま2人組が。 2人は自分達の降りるバス停の一つ手前から小銭片手に席を立ち、ポールポジションを確保すべく、すでに戦闘モード全開。 『危な[…]
先日、久々にバッティングセンターへ行った。 空振りするとイラッとするが、当たるとスカッとする。 それにしてもカップルの多いこと。 『110kmかぁ、余裕やな』 と言った男の子が、彼女らしき女の子の目の前で空振りを連発する[…]
人には『これ以上は絶対に踏み込んで来て欲しくない』という境界線がある人も少なくないとか。 対処の仕方も、どこぞのお国のように土足でズカズカ踏み込んでくる人もいれば、遠巻きに見てみぬ振りをして我関せずの人と様々。 そもそも[…]