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↑『アタイ、イケてるやろ?』と喋ります

心斎橋のホテルで歌った後待ち時間の間、いつものお店に向かった。

お店に入る瞬間、店先の看板を吟味しながら恐るおそる入って行く人と一緒になった。

入るなり『この店で飲みたいんですけど、取り合えずトイレに行って来ます』と飛び出して行った。

初めて来たお客さんらしく店にトイレがあると思い入って座ったものの、無い事に気付いての行動だったらしい。

さほど気に掛ける事もなくいつも通り飲み始めた。

そうしてるうちに、お客さんが一人、二人と帰り始めた。

そして最後の頼み西郷くんまでも追いすがる目を振り切って帰って行った。

そして先程のお客さんと二人になった。

オイオイ、このパターン前にも同じようなのがあったぞ。(前回は海上自衛隊のガンダム好きの人)

もしや…

すると『私いま趣味でベトナム語を勉強してるんですよ』

キターーーッ(>_<)

『初めての海外旅行はペルーなんです』

『いまベトナム語を習ってる先生と結婚しようと思ってるんです(今はただの先生と生徒の関係らしい)』

始めは『個人授業じゃ〜ん』などとからかっていたのだが、その後、人種問題、男女の違い、育ってきた境遇の不幸さなどなど…

仕舞いには『オレは銀のスプーンを始めから持って入社してきた奴らなんかとは一緒に働けんとです!』とかなりヒートアップしてきた。

またまた私は『銀のスプーン?それってネコの餌ちゃうのん!?あ、それは銀の皿か!』などと笑って付き合っていたのだが、何かの話しの途中で彼が

『いや、それはアナタが女性だからですよ!』と言った瞬間、

『カッチーン、いまのん頭にきた!撤回して!!』

もう後は『たけしのTVタックル』状態である。

しかしそんなバトルを交わしたにもかかわらず、彼は『もぅエエって』と言う私の言葉も聞かず
『いや、送りたかとです』とご丁寧に駅まで送ってくれた。

『結局淋しかったんちゃう!?』という結論を出したのだが、しかし創さんよぉアンタの店は濃い人しか来ないのかよ!!

まぁ、それが楽しいんだぁきぃろぉねぇ(o^-‘)b

それにしてもホンマに私は田嶋ようこかo(>_<)o

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